Kreisleriana

新井眞澄

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W.A.モーツァルト:
アダージョ ロ短調 K.540
ロンド ニ長調 K.485

R.シューマン:
クライスレリアーナ Op.16
アラベスク Op.18

新井眞澄 piano
played Steinway & Sons Hamburg Model D-274
2022年3月15-17日 府中の森芸術劇場ウィーンホールにおけるセッション録音

Director/Producer: 内藤 晃
Recording, Mixing, Mastering Engineer: 櫻井 卓
Piano Technician: 諸貫譲二

Kreisleriana - Masumi Arai

ピアノ

新井眞澄

幼少の頃よりドイツ歌曲を愛した父の手ほどきを受ける。
東京芸術大学付属高校第一期生。東京藝術大学ピアノ科卒業。永井進に師事。
1961年、西ドイツバイエルン州の奨学生としてヨーロッパに渡る。ミュンヘン、エッセンの各ホッホシューレで学び、その後パリ、ロンドンにて研鑽を積む。ヨーロッパ各地、アメリカそして日本で演奏活動を行う。1981年からはベルリン芸術大学でピアノの指導をした。東京芸大時代からの研究テーマとしてのピアノ演奏法の講座の一部は、1982年にテレビ朝日の題名のない音楽会で紹介された。

ルリン・フィルのメンバーとの室内楽演奏会、ベルリン交響楽団との共演、そしてリーダーアーベントのピアノ共演など積極的に活動している。

2006年からショパンの生まれた土地で、映画「戦場のピアニスト」のピアノ演奏で出演したオレイニチャック氏から教えを受けている。2007年11月には、ワルシャワで行われた第一回シマノフスキピアノコンクールにオブザーバーとして出席し、ポーランドの若いピアニスト達の演奏を聴く機会を得た。
現在はベルリンに住み、ピアニストのためのセミナーを主催しており演奏家を目指す後進の指導には定評がある。60年のドイツ音楽生活の経験をもとに、日本でも独自の企画構成によるショパンシリーズ、シューマンのユーゲントアルバム全曲演奏会などユニークな音楽活動を行っている。

2019年、音楽人生の集大成として 「身体の自覚と共に歩む芸術的なピアノ演奏への道」をドイツ語とフランス語の見開き2ヶ国語で出版。2022年、初のCDとして、モーツァルトとシューマンの作品をsonoritéレーベルに録音。