Paysage

内藤 晃

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  1. フランシス・プーランク(1899-1963):間奏曲 FP118
  2. プーランク/内藤晃編曲:愛の小径
  3. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):言葉のないロマンス Op.17-3
  4. フレデリック・ショパン(1810-49):ワルツ Op.64-2
  5. デオダ・ド・セヴラック(1872-1921):「セルダーニャ」より
    第2曲「祭〜ピュイセルダの思い出〜」
  6. モーリス・ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ
  7. フェデリコ・モンポウ(1893-1987):「風景」より 第2曲「湖」
  8. フォーレ:舟歌 第6番 op.70
  9. フォーレ:ノクターン 第6番 Op.63
  10. モンポウ:橋
  11. セヴラック:「休暇の日々から」第1集より 第7曲「ロマンティックなワルツ」

内藤 晃(ピアノ)
2021 年 6 月 7 日~ 9日、小樽マリンホールにおける録音
ピアノ:スタインウェイ

Producer: Akira Naito
Director: Yuki Kamiya
Recording & Mixing Engineer: Akihito Kagaya (Hokkaido Kyoritz Inc.)
Mastering Engineer: Norio Iseki (Hokkaido Kyoritz Inc.)
Piano Technician: Hideki Kawagishi
Paintings: Chihiro Homma
Designer of the cover: Shin-ichiro Yabu

内藤 晃「Paysage」 [Official MV]
フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63

このアルバムについて

ソノリテ・レーベルを主宰するピアニスト内藤 晃のセルフ・プロデュースによるアルバム第一弾。小樽マリンホールのスタインウェイで奏でる、フォーレ、セヴラック、モンポウらの詩的な余韻を湛えた佳曲たち。内藤がディレクターをつとめた神谷悠生の録音セッションの残り時間で「棚ぼた」的に生まれたこのアルバムは、気負いのない楽器との戯れが心地よい空気を醸し出しています。このアルバムでは、同ホールでラヴェルの録音を終えたばかりの神谷悠生がディレクターをつとめており、内藤と神谷の友情の産物でもあります。
アルバム・アートワークは、本間ちひろ(詩画家)が内藤の演奏にインスパイアされて描き下ろしたもので、日の出前の地球影を描いたもの。気鋭のピアニスト/映像作家、川崎槙耶による美しいMVも必見です。

内藤 晃「ワルツとロマン」

ワルツとロマン

ウィーンを中心に19世紀の社交界を虜にしたワルツは、ハプスブルク帝国の栄華とロマンの時代を象徴する音楽でもあります。

1887年製ニューヨーク・スタインウェイ(横浜公演)、1905年製プレイエル(高崎公演)の色彩豊かな音色とともに、憧れに満ちたワルツのリズムに酔いしれていただければ幸いです。

7月18日(月)高崎アトリエミストラル »7月21日(木)横浜リリスホール »

ピアノ

内藤 晃


ピアニスト、指揮者、文筆家。東京外国語大学卒業。
レクチャー、演奏・文筆活動を通じて、音楽の奥深い楽しみ方を広く発信している。作曲家の一次資料を収集・研究しており、訳書W.イェーガー編『師としてのリスト〜弟子ゲレリヒが伝える素顔のマスタークラス』(音楽之友社)は、リストのレッスン風景を記録した貴重な書物の邦訳である。「名曲の向こう側」(月刊『音楽現代』)、「作曲家のレッスンを覗いてみたら…」(月刊『ムジカノーヴァ』)などの連載をもち、CD、楽譜などへの寄稿も数多く行っている。その自然な音楽づくりは共演者から厚い信頼を得ており、自身のCD(「言葉のない歌曲」など)のほか、春畑セロリ氏(作曲家)や故・吉川雅夫氏(マリンバ)らの多くのレコーディングに参加。リコーダー、鍵盤ハーモニカ、ピアノによる「おんがくしつトリオ」を主宰し全国的にアウトリーチ活動も行うほか、自身のレーベルsonoritéを設立し、美意識を共有する音楽家たちをプロデュースしている。
ピアノを城田英子、広瀬宣行、川上昌裕、V.トイフルマイヤー、安井耕一の各氏に、指揮を紙谷一衛、曽我大介の各氏に師事。

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